当院には電磁波に過敏と思われる、いわゆる「電磁波過敏症」の患者様が来院されます。
電磁波に対する過敏性を調べると、明らかに体が反応する方がいます。
今までは経験則で治療をしていましたが、現在は、電磁波過敏症に対して、最先端の治療を行っている、テキサス州ダラス市にある"ダラス環境医学センター"(以下EHC-D)を参考に行っております。
スウェーデンは、EHSを機能障害として認める世界で唯一の国である。スウェーデン政府の統計では、EHSは全人口の約1.9~2.1%(約20万人)存在するという。そして、EHS患者は、目の見えない人や耳が聞こえない人が受ける権利や社会的サービスと同等な資格を障害者として認められる。
最近の日本での研究では、300万~400万人がいるのではと推定されていましたが、2017年に大学の研究グループが日本での調査結果を発表しました。
早稲田大応用脳科学研究所の研究グループ
(代表:北條祥子尚絅学院大名誉教授)がまとめた研究結果
この著書では、米国での電磁波過敏症治療の模範となる施設が紹介されています。
テキサス州ダラス市にある"ダラス環境医学センター"(以下EHC-D)である。
日本では北里研究所病院臨床医学センターが有名だが、そこが模範としている施設です。
このEHC-Dは電磁波過敏症の第一人者のウイリアム・レイ博士が中心となり設立された施設です。
図は有名なレイ博士の症状分類です。
*当院でも"ダラス環境医学センター"の治療を基本に行っております。また、上記以外にも栄養指導、生活習慣指導などを行っております。