当院には県内外から、歯科以外の症状の治療のため来院される方がいらっしゃいます。中には原因不明の難病や奇病の方もおられ、噛み合わせ治療や歯科材料の交換などで症状が回復する方もいれば、まったく効果が出ない方もいらっしゃいます。
私はそんな人達を何とか救いたいと思い、さまざまな勉強をしたり、情報を集めたりしております。その一環として、様々な補完・代替療法を提案し、行っております。
補完代替療法とは、通常の治療の領域外の医療システム、施術、あるいは製品です。
通常医療とは科学的根拠に基づくケアのことです。がんに関して言えば、化学療法、放射線、生物学的療法、および手術などです。
詳細は厚労省「統合医療」に係る情報発信等推進事業(「統合医療」情報発信サイト)参照してください。
→http://www.ejim.ncgg.go.jp/public/overseas/c01/02.html
◆用手療法
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◆自然薬
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◆食事・ライフスタイル
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◆心身相関
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◆その他
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※米国、国立衛生研究所(NIH)作成を改変。(出典:日本統合医療学会「統合医療に関する提言」)
当院では不定愁訴の治療に、主にカイロプラクティクで使われている、アプライドキネシオロジー(筋肉反射テスト)という手技から派生したバイデジタル・オーリングテストを使っております。
カイロプラクティックの数あるテクニックの中の一つで、1964年にジョージ・グッドハートD.C.によって発表された筋肉反射を応用した、身体機能の評価・治療システムです。
海外ではカイロプラクターだけでなく医師や歯科医にも用いられています。
カイロプラクティックの中では比較的新しいテクニックとも言えるのですが、ICAK(International College of Applied Kinesiology)といった国際組織が設立され、研究も盛んに行われています。
また、この手技は、東洋医学や栄養学、心理学も取り入れさらに進化し続けております。
◆カイロプラクティクから派生した枝術
カイロプラクティクをベースに誕生したアプライドキネシオロジーは現在では様々な方向へ発展してきました。
参考:「1からわかるキネシオロジー」
*バイデジタルオーリングテスト:日本人医師(大村)が創始した補助的医学診断法
アプライドキネシオロジー:キネシオロジーの源流で医療向けに開発。ここから様々なキネシオロジーが派生していきました。
タッチフォーヘルス:アプライドキネシオロジーを家庭用に応用
ブレインジム:教育向けエクササイズとして開発
スリーワン:骨相学などを取り入れた斬新な感情開放メソッド
ウエルネスキネシオロジー:タッチフォーヘルスをさらに家庭向けにしたもの
アプライドフィジオロジー:音叉ヒーリングを取り入れたキネシオロジー
エンライトメントキネシオロジー:日本人向けに開発された高精度なキネシオロジー
インテグレイテッドヒーリング:多種のキネシオロジーを融合した最新メソッド
初回:11,000円(税込)
2回目以降:8,800円(税込)
ニューヨーク心臓病研究所の所長である大村恵昭教授の考案で 正式には、“Bi‐Digital O-Ring Test”(バイ・ディジタル オーリングテスト)と呼ばれ、指の輪を使った生理的な機能診断方法です。
アメリカ、ヨーロッパ、日本をはじめとする世界の多くの国で、医療分野における補助的診断法として導入されております。そのため、日本及びアメリカでのトップクラスの医学及び歯学部の教授たちのサポートにより、1933年にはアメリカで特許を取得しました。
ヨーロッパでは医学部の必須授業になっており、アメリカ、ヨーロッパ各国では、多くの医師が積極的に臨床に取り入れております。
初回:11,000円(税込)
2回目以降:8,800円(税込)
当院では必要があれば、整体やカイロプラクティックの施術をし、全身を整えてから噛み合わせ調整を行っております。
日本では整体やカイロプラクティックなどの手技療法は国家資格ではないので、歯科医師が全身的な手技療法を行うにあたって法的な問題はない事をご理解下さい。
当院では患者様のご希望や口腔疾患への必要性があれば鍼治療を行っております。
従来の鍼治療のように全身に鍼を打つのではなく、顔面もしくは頭部のみを施術の対症としております。
歯科領域における麻痺や痛みの症状改善、また噛み合わせの異常などの補助療法として行っております。
刺鍼部位を特定するために、頭頸部を触診させていただきます。
①口腔疾患 ②口内炎 ③口唇ヘルペス ④歯痛 ⑤抜歯後の疼痛 ⑥口腔乾燥症 |
⑦口角炎 ⑧口唇麻痺 ⑨舌痛症 ⑩舌麻痺 ⑪顎関節症 ⑫味覚障害 |
⑬開口障害 ⑭嘔吐反射 ⑮嚥下障害 ⑯歯ぎしり ⑰三叉神経痛 ⑱顔面神経麻痺 |
歯科医師は業務範囲内であれば鍼灸の免許がなくても、鍼灸治療を行っても法律には抵触しません。
稀に、必要があれば頭部以外に刺鍼することがあります。