筋ジストロフィーという難病を克服した親の子ドキュメント本「約束」の一部を紹介します。
筋ジストロフィーとは骨格筋の壊死・再生を主病変とする遺伝性筋疾患の総称です。
筋ジストロフィーの中には多数の疾患が含まれますが、いずれも筋肉の機能に不可欠なタンパク質の設計図となる遺伝子に変異が生じたためにおきる病気です。
遺伝子に変異が生じると、タンパク質の機能が障害されるため、細胞の正常な機能を維持できなくなり、筋肉の変性壊死が生じます。
その結果筋萎縮や脂肪・線維化が生じ、筋力が低下し運動機能など各機能障害をもたらします。
幼い子供が5歳で「筋ジストロフィー」になったことをきっかけに猛勉強し、自力で難病を約5年間で克服した実話です。
この本では、独学で次のような対策を行ったそうです。
1.体に溜まった毒を出す
(水銀などの重金属が原因不明の9割の病気に関与していると言われている)
2.腸をきれいにする
(腸内環境が悪いと栄養の吸収、便秘や下痢、脳腸関係に影響)
3.血流を良くする
(自律神経のバランスを整える)
・動物の肉は食べない(最初の1か月は魚も禁止)
・菓子類は食べない:砂糖やマーガリンなどの影響
・麺類は食べない:炭水化物の糖分、小麦のグルテン
・白砂糖禁止(黒砂糖はOK):白砂糖は体に良くない
・牛乳やヨーグルトは食べない:乳製品のカゼインが体に影響
・トランス脂肪酸禁止(サラダ油、マーガリンなど):遺伝子組み換え食品が使用されている
・代わりにオリーブオイル使用:ココナッツオイル、亜麻仁油などを使用
・コンビニ、ファーストフードは食べない:食品添加物
・ハム、かまぼこ、冷凍食品などの加工物は食べない:添加物に発癌性
・水道水は飲まない:塩素の問題
・身体を冷やさない:体温が下がると免疫力が低下
1.食事改善
2.栄養補助サプリメント:ビタミンC ビタミンE カルシウム プロテイン プルーン
(医療用サプリメントを使う:特に良質のプロテイン)
3.身体を休める
4.リハビリ運動(金魚運動)
5.身体を温める
6.心を癒す&安心感(アニマルセラピー):うさぎ 犬
7.ストレスを避ける
8.東洋治療
・緑黄野菜をたくさん食べる(有機野菜がベスト)
・豆腐、豆類をたくさん食べる(冷奴、黒豆、枝豆)
・果物をたくさん食べる(旬の果物)
・発芽玄米(有機もの)を白米に混ぜる
・ミネラルをたくさん採る(わかめ、もずく、プルーン)
・サプリメントを多めに採る
・糖鎖の原材料の単糖類を採る(アロエベラジュースなど)
・リンゴ酢を浄水で50倍に薄めて500CC毎日飲む
中国漢方の方が、難病治療には向いていると述べています。
以上が、この親子が行った対策です。小さなお子様には大変な対策だとは思いますが、基本は「食事」だということにお気づきだと思います。私たちの体はすべて食べたもので出来上がっています。それを考えると食べたもの次第で健康にも病気にもなるということです。
日本人は1年間で約6キロの食品添加物を食べています。特に妊婦さんは食べ物には気を使ってください。
新生児の平均が3キロですから、新生児の体重の2倍もの添加物を食べているのです。