「病気が治る鼻うがい健康法」堀田修著
この書籍の中で、慢性の上咽頭炎がさまざまな病気の原因になっていると書かれている事は「広がる歯科治療の可能性1」で紹介させていただきました。
この本の中では、上咽頭炎があると耳下部の筋肉が緊張すると書かれております。そこで、首を温めると、筋肉の緊張、つまり“こり”がほぐれるそうです。
そうすると、首を温める事で慢性上咽頭炎の症状が軽減すると書かれています。
「首を温めると体調が良くなる」松井孝嘉著
◆この著書の中で、堀田医師は“慢性上咽頭炎”の治療で 良くなった症状や病気をいくつか紹介しております。
この本の中で松井医師は、首全体を冷やすと首のこりが生じて「首こり病」になるとしています。
「首こり病」とは
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「首こり病」は9割以上が完治する
松井医師は首の異常を治療することで、下記の完治率になるそうです。
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ではなぜ、“首がこる”と、先ほどの様な症状が出るのでしょう。 ご存知のように首には脳から出る神経が通っていたり、脳へ血液を送る血管が通っています。“首がこる”という事は、首周辺の筋肉が緊張し、神経や血管を圧迫するため、さまざまな症状が出ると書かれております。特に“首がこる”と副交感神経の働きが悪くなるそうです。
そこで、首を温めると筋肉の緊張がほぐれ、神経や血管の通りが良くなり、病気が改善されるという訳です。
「首を温める」と万病が治る 沼田光生著
◆この書籍にも同じような事が書かれています。
首を温めると、脳幹が活性化するそうです。
その結果、下記の4つの事が起き、病気が治るそうです。
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頭はボーリング玉ほどの重さがあります。それを、頸椎という骨で支えています。 少しでも頭の重心がずれると、バランスを保つために体全体に歪みが出ます。 それにより、頸椎や胸椎、腰椎などが曲がり、さまざまな症状が出ます。 歯科では「背骨の曲りは、万病の元」と言います。したがって、首のコリは頭の重心のズレによるものと考えます。 また、歯科では頭の重心をずらす原因は噛み合わせと考えています。
・筋肉反射テストを使って、噛み合わせ調整をします。
・もちろん、首を温める事も併用するとさらに効果が期待できます。
これらのアプローチにより、首のコリが取れ、さまざまな不定愁訴が改善されることになります。