2015年春に右のような新聞記事が掲載されました。
舌の上に白く見える舌苔が“ガン”の原因物質を出しているという記事です。
詳しくは北海道新聞をお読みください。
ある論文では歯槽骨(歯を支える骨)を1ミリ失うごとに頭頸部のガンの発生率が4倍になるそうです。
歯周病に罹患、もしくは罹患した人はそうでない人に比べて14%もガンになるリスクが高まる。
食道ガンの2000検体の32%の細胞内から歯周病菌が見つかっています。
その細菌は、心臓疾患にも関わっているトレポネーマという細菌です。喉の粘膜に付着し慢性炎症を起こす事が原因と思われます。
他には合わない入れ歯などによる慢性的な歯ぐきへの刺激などがありますが、詳しくはコラムを見てください。
これからは、歯周病や虫歯の検診だけでなく“がん”の早期発見のためにも歯科医院へ定期健診を受けましょう。
*「噛み合わせが人生を変える」
日本顎咬合学会 小学館101新書