一番見つかりにくく、治りにくい“がん”はどこの臓器かご存知ですか?
それは“すい臓がん”です。
実は私の知人がすい臓がんになりました。
すい臓がんは増加傾向にあります。年間死亡者数も3万人を超えています。すい臓は、胃の裏側の体の奥にあり多くの臓器や血管に囲まれているため、超音波が届きにくく、内視鏡の挿入もできません。そのため検査や手術なども患者さんに負担が大きいです。また、自覚症状として、腹痛や背中の痛み、黄疸、体重減少、食欲低下などがありますが、早期には自覚症状が現れないため、早期に発見されることが非常に少ないのです。そのため、すい臓がんは、がんのなかで最も発見や治療が難しいとされています。
したがって、すい臓がんの多くは診断されたときにかなり進行しているため、早期発見が特に重要になります。
胃がんがステージⅠの早期発見なら5年生存率は96%に対して、すい臓がんは51.8%とかなり減少します。
したがって早期発見、早期治療が大切です。
そこで、だ液で“がんリスク”を見つける検査をお勧めします。
当院では、そのすい臓がんのリスクをだ液で早期に検査できます。
すい臓がんだけでなく
・肺がん
・胃がん
・大腸がん
・乳がん(女性のみ)
・口腔がん
も同時に検査できます。
検査によってステージ0か1のがんでも早期に発見できる可能性があります。
だ液を使うので手軽に痛みもなく受けられます。
*ただし、リスクが高いと判断されても、“がん”があるとは限りませんし、逆にリスクが低くても“がん”がある場合もあり得ます。 例えば、便潜血があるから必ず“がん”が原因とは限りませんし、便潜血が無くても“がん”が見つかるケースもあります。それと同じだと思ってください。
だ液成分のほとんでは血液由来です。がん細胞が出す代謝物は血管を通りだ液に現れます。それを測定し、人工知能(AI)を利用して、被験者の代謝物が“がん”の方、そうでない方のどちらに似ているかを“がん”の種類ごとに評価します。
がん細胞の出す代謝物研究で血液、尿、だ液を調べたところ、“がん”とそうでない方を見分ける上で、だ液のデータが最も優れているうえ、採取方法が簡便だからです。
右記の画像をクリックすると、「サリバチェッカー」のパンフレットをご覧いただけます。
サリバテック社公式ホームページはこちらからご覧ください。
https://salivatech.co.jp/
男性で「肺がん」「膵がん」「胃がん」「大腸がん」「口腔がん」の5つのがんリスクを同時に測定できます。1つのがんリスクを6,600円で測定できます。
女性の場合は「乳がん」が加わりますので、1つのがんリスク5,500円で測定できます。
だ液の採取は、朝食をとらない、薬を服用しない状態で行うので、出勤前の朝8時に行います。
結果は約3週間ででます。検査会社から届いた結果をプリントをお渡しします。
実際に私がサリバチェッカーを試しました。
検査会社から届いたサリバチェッカーの報告書です。
*結果が「C判定」もしくは「D判定」の場合は、検査結果と解説書を持参して、かかりつけ医とご相談ください。
*がんリスクの測定ですので、検査結果が「A判定」「B判定」でも「がんではない」わけではありません。また「C判定」「D判定」でもがんとは限りません。これらのことをご承知おきのうえ、検査をお受けください。
*対象は当院へ通院されている方に限らせていただきます。