私は人間ドックへ行くと必ず骨密度が低いという指摘を受けます。カルシウムやビタミンDを摂取してもなかなか改善しません。実は骨密度を上げるのは、そう簡単ではありません。
そこで、私が最近始めたのが、踵(かかと)への刺激です。以前から、かかとへ刺激を与えることが骨粗鬆症の改善につながることを聞いたことがあったので、調べてみました。
実は骨を叩くと、その圧力で叩かれた骨の中に電気が生まれるそうです。これは火打ち石を叩くと、火花が出るのと同じ原理です。そしてこの電気は電流となって、全身の骨に伝わります。
これは発見したのがイタリア人のピエゾという人でしたから、彼の名前をとってピエゾ電流と呼ばれています。つまり骨の1ヶ所を強く叩くと、全身の骨の骨芽細胞に電気ショックを与え、活性化させるわけです。そしてこの打撃の刺激によって、血液の中のカルシウム、マグネシウムを、どんどん骨の中にとりこむことが可能になるそうです。
私は100均でラバー製の木槌を買ってきて、毎日叩いています。
皆さんも試してみてはいかがですか?
毎日、かかとを左右50~100回、痛くない程度に叩きましょう。