■増大する「うつ」と自殺のリスク
電磁波によるメラトニンの抑制が「うつ病」さらには「自殺」のリスクを増大させる基本メカニズムの一部だと考えるものは少なくない。
英国サウスウェールズのブリッジエンドでは2007年から2008年にかけての18ヶ月に22人の未成年者が自殺し、この町は「英国の自殺の首都」との異名をとっている。
コックビル博士の調査で22人全員が平均より携帯電話基地局の近くに住んでいた事を発見した。英国人は平均して基地局から800メートルの場所に住んでいるのに対してその自殺者の平均はわずか356メートルと平均の半分にも満たない。