■携帯電話基地局周辺で乳がん 2
イギリスのオコナーさんは、38歳で乳がんになり、摘出手術を受けていた。その治療の過程で、自分の住む村の人にがんが多いことに気がついた。その原因が携帯基地局ではないかと思い、調査し始めた。
彼女は村の携帯基地局から約500メートル以内に住む18世帯(50人)に健康調査をしてみると、驚くべきことが分った。なんと、50人中11人ががんを発症していたのである。(内訳は乳がん5人、子宮頸がん3人、前立腺がん1人、膀胱がん1人、肺がん1人)他に頭痛、めまい、睡眠障害、発疹、免疫機能低下など、住民の4人に3人はなんらかの症状を訴えていた。
これらの原因はいろいろ考えられるが、彼女は基地局の可能性を疑った。