がん細胞の増殖2(促進効果)
高圧送電線問題にからんで、ニューヨーク州衛生局に委託され、免疫に関する研究を行っていたテキサス大学のウィンタース博士は培養器の中のがん細胞60Hzの電磁波を照射したところ、その増殖スピードが速くなるのが観察されました。しかも、そのスピードの加わり方は数百パーセントとという桁違いの早さでした。この報告を受けたニューヨーク州衛生局は、実験の内容に疑問を持ちました。
そこでウインタース博士はテキサス州サンアントニオのがん研究者ジュリー・フィリップス博士と一緒に追試したところ、がん細胞の増殖が促進されることが立証されました。
その後、同様の実験が繰り返し行われ、電磁波はがん細胞の増殖を早めるものだということが確認されました。