脳腫瘍の原因は携帯電話
2009年12月イタリアのブレッシア市にある労働控訴裁判所が「脳腫瘍の原因は、仕事で長時間携帯電話を使用したことにある」という判決を出しました。携帯電話が脳腫瘍の原因であると司法判決が下したのはEUのみならず米国でもまだ勝訴判決がない。したがって、このブレッシア判決はきわめて影響が大きい。
原告の男性は、仕事柄1日5時間以上携帯電話を使用せざるをえなかったそうです。10年間勤務したので延べ、15,000時間以上携帯電話を使用した計算になります。その結果、2002年に頭部左側に三叉神経腫瘍が発症しました。そのため、労働裁判所に提訴したそうです。