高圧送電線の発がん性
電磁波の発がん性については、携帯電話と並んで問題となるのが高圧送電線です。
高圧送電線と小児白血病発生との関連性が注目されたきっかけは、1970年代のアメリカ・コロラド州での症に白血病の多発ケースでした。
白血病は年齢を問わず発生率が年間10万人あたり数人程度と一定しているそうです。そのためある地域に白血病が集団発生している場合、そこには何らかの原因があると考えられます。
そのためコロラド州では高圧送電線からの距離との関連を調査し、「発がん性の可能性あり」という評価を下しました。