WHOが”危険“の評価
2011年、携帯電話から出る高周波の電磁波について「発がん性の可能性あり」という評価が下されました。評価をしたのは世界保健機構(WHO)に蔵するがん研究の専門機関である国際がん研究機関(IARC)。送電線や家電製品から出る超低周波の磁場についても2001年に同様の評価結果が下されています。
つまり、電磁波の発がん性については周波数の高低の両方で可能性があるということになりました。これで、「電磁波が危険だという証拠がない」と言い続けてきた国や産業界の主張の一角が崩れました。