携帯電話タワーの種類
携帯電話のタワーにはいろいろな種類があります。
一般的には一つのタワーで交信できる範囲で分類できます。その交信範囲を「セル」と言いますが、「セル」がいくつもつながり合うので、交信が出来るのです。携帯電話システムを最初に作ったスウェーデンでは、そのセルを大ゾーン方式を取り入れました。国土が広いため、一つのタワーを山の上に建設し、周辺5キロ程度まで電波が届きます。要するにテレビやラジオと同じ方式です。したがって、出力も大きいわけです。しかし、この方式は費用がかかります。しかし、日本では小ゾーン方式のため、届く範囲はせいぜい数百メートルです。そのため、タワーが乱立するんです。その上、この方式の方が低コストで建設できるのです。