一般に電磁波とは、電気が流れるときに発生する「電場」と「磁場」がお互いに絡み合いながら、波を描いて進む電気の流れのことをいいます。
皆さんは「アースを取る」という言葉を聞いた事があると思います。
アースの目的は「電場」を除去するためのものです。
しかし、最近ではアースを取る事が減ってきています。理由は日本は100Vだからです。アメリカは150V ヨーロッパは250Vと高圧のため感電のおそれがあるので、アースを取りますが、日本は電圧が低いのでアースを取る必要がないとい意識が強くなってきているのが原因です。
外国のコンセントは3口です。これは一つの穴がアースだからです。しかし、日本は2口のためアースを取っていません。したがって、アースを取っている海外は「電場」が除去されています。そのため、対策は「磁場」だけで大丈夫ですが、日本は「電場」「磁場」両方の対策を考える必要が出てきます。そのため、日本の電磁波対策は複雑になってきています。