1970年代の米ソの冷戦時代に「モスクワ・シグナル事件」が起きました。これは、モスクワにあるアメリカ大使館に向けてマイクロ波が照射されるという事件が起きました。ソ連は大使館の近くに携帯電話の基地局のような設備を作り、常に大使館へ向けてマイクロ波を照射したそうです。その結果、大使館内ではガンや脳腫瘍になる職員が増えたそうです。事実を知ったアメリカ側は、ソ連に抗議しましたが、照射された電磁波はアメリカ国内では基準値以下の値だったため問題にされませんでした。ソ連は昔から電磁波を使った兵器を考えているため、マイクロ波に関してはとてもナーバスな国です。今の日本の携帯電話のマイクロ波はソ連の兵器以上かもしれませんね。