以下の項目の中で、該当するものをチェックしてみましょう。
お口や体、心の症状と栄養の状態はとても関係があります。
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が不足しているかもしれません。
当院の歯科医師またはスタッフにご相談ください!
日本では分子整合栄養医学とも訳される栄養医学です。
3大栄養素の他に、従来では軽視されがちだったビタミンやミネラルなどを正しく取り入れることにより、病気の予防や治療を行うもので、欧米を中心に発展してきました。
現代医学では病気の治療には投薬が中心ですが、オーソモレキュラーでは体内の栄養バランスの乱れが多くの病気や不定愁訴の原因であると考え、個人の検査データをもとに、薬やホルモンの補充ではなく栄養となる物質の材料を食事やサプリメントで補充することを提案しております。もともとは精神科治療から発展した治療方法で、今ではあらゆる分野の医療で治療に取り入れられています。
日本では医科では数千件の開業医、歯科では数百件の医院が取り組んでおります。
歯科と関わりのある栄養素が数多くあります。
それらが、欠乏もしくは不足してくると口腔内の様々な症状を発症する場合があります。その場合、5大栄養素の中から治療に必要な適切な栄養を選択し、摂取していただくことにより、投薬では改善しなかった症状が改善する場合があります。
歯周病、虫歯口角炎、口内炎、口唇炎、食いしばり、歯ぎしり 知覚過敏、口腔乾燥症、顎関節症、舌痛症、重金属デトックス その他の口腔不定愁訴 |
当院では医療用サプリメントを推奨しております。
医療用サプリメントと市販サプリメント(コンビニ、ドラッグストア等で販売)では大きな違いがあります。特に製造方法や品質管理がまったく違います。
市販サプリメントは栄養補助食品で法的には食品の製造基準が適応されており、製造前の原材料段階で含まれる栄養素の表示をすればよく、製造過程で栄養素が失われても、それを表示する義務はありません。そのため、表示されている栄養素が本当に含まれているとは限りません。
最近では、100円ショップでも販売されております。
医療サプリメントは医薬品製造基準である「医薬品GMP」と同等の基準に従っており、出来上がった製品に含まれる栄養素を表示しています。最大の違いは、質が違うという事です。
市販品は原材料に安価な合成型のものが多く場合によっては過剰症の可能性があります。
医療用は天然の原料から抽出した「前駆体」を使っていて、生体内で必要量だけ活性化されて働くため過剰症の心配がありません。
医療用サプリメントは原材料にコストがかかるため安価とはいえませんが、安価な市販品では効果が期待できない場合が多いです。
▶原材料の成分と配合量が違います【鉄サプリメントの場合】
栄養素の鉄には2種類あります。ヘム鉄と非ヘム鉄と呼ばれるものです。
肉や魚に含まれるものを「ヘム鉄」、ひじきやほうれん草、プルーンなどに含まれるものを「非ヘム鉄」といいます。ヘム鉄の方が圧倒的に吸収率がよくなっています。
「ヘム鉄」は「非ヘム鉄」と比べて4~5も倍吸収率が高いです。
ヘム鉄の原料であるヘム鉄パウダーは非常に高価です。
したがって、リーズナブルなヘム鉄はありないです。
市販サプリメントはクエン酸第一鉄、硫酸鉄、ピロリン酸第二鉄、プルーンエキスなどの吸収率の悪い「非ヘム鉄」が使われています。「非ヘム鉄」は腸内の悪玉菌が好んで利用します。
取り続けると、吸収されなかった「非ヘム鉄」を悪玉菌が吸収し悪性度をアップさせるために、下痢や便秘になりやすいです。
「非ヘム鉄」の摂りすぎは、他のミネラルの吸収を妨げるので注意が必要です。
「非ヘム鉄」のプルーンエキスの方が多く含まれています。 |
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当院では「舌痛症」「口腔内灼熱症候群」「味覚障害」「歯ぎしり、食いしばり」「口腔乾燥症」「口臭」「口腔内不定愁訴」等に対してオーソモレキュラー栄養療法を行っております。実例を使って、治療の流れを説明します。
※数例を基に下記流れを作成しましたので、実際とは異なる場合があります。
・検査結果を基に、栄養解析を行います。 |
・H(高い)・L(低い)項目以外でも多くの情報が得られます。 ・タンパク質不足、ビタミンB群不足の疑い ・亜鉛不足の疑い ・中性脂肪の問題、脂質異常症の疑い ・抗酸化不足の疑い ・鉄欠乏の疑い ・自律神経の亢進の疑い ・ピルの服用の疑い ・食後高血糖の疑い ・夜間低血糖の疑い ・胃酸不足による消化不良の疑い *採血から、これだけ多くの情報が得られます。 |
・夜間低血糖も疑われましたので、24時間(2週間連続)血糖値検査をした結果、深夜に低血糖が起き、その時の歯ぎしりをしていることが判明しました。 |
・栄養療法で改善しなかった場合、ご希望があれば代替医療を行うことになります。 |
・整体、カイロプラクティック |
歯科医師の皆様へオーソモレキュラー栄養療法を行うと、今まで対応できなかった患者様を治療することが可能になります。また、内科や生化学などの勉強にもなります。 |
患者様へ実は、歯科大学では栄養療法の講義や授業がなく、卒後も栄養療法について学ぶ機会がありません。そのため、患者様に口腔内の不定愁訴があっても、見過ごされることが多かったのですが、私が学んだオーソモレキュラー栄養療法で改善する可能性があります。気になる症状がありましたら、お気軽にご相談ください。 |
●舌痛症のカンジダ菌検査:保険診療
●採血・検査(50項目以上)・結果説明(栄養解析):19,800円(税込・保険外)
●サプリメント代金:実費を支払っていただきます。
【花粉症は1週間で治る】
この中では花粉症には「ビタミンD」が効果的であると書かれています。実際に、著者である溝口医師は、自分の花粉症を完治させております。
その他、ビタミンDには、薬理作用のような効果がありますので、花粉症の方だけでなく栄養療法に興味のある方向けの書籍です。
【最強の栄養療法「オーソモレキュラー」】
日本で「オーソモレキュラー」と名前が付いた初めての書籍です。著者はオーソモレキュラー栄養療法専門のクリニックを開業された溝口徹医師です。
専門書的な内容ですので、正直、一般に方には難読ですが、オーソモレキュラー療法を始めようとする方や、中級者の方にはとても参考になります。
私も、常に読み返し、読み返すたびに新しい気付きがあります。
【骨と筋肉が若返る食べ方】
大友先生はオーソモレキュラー医学療法の第一人者です。整形外科の医師であるため、他のオーソモレキュラー関係の書籍とは別の観点である、骨や筋肉の事が沢山掲載されておりますので高齢者に読んで頂きたいです。
ご自身のダイエット体験なども書かれておりますし、栄養素の事もとても分かりやすく解説されているので一般の方やオーソモレキュラーを学び始めた方にはお勧めの一冊です。 私も妻の骨折の際には、参考にさせて頂きました。
【あなたのサプリが効かない理由】
オーソモレキュラー栄養療法の第一人者である宮澤氏の著書です。栄養素の話をわかりやすくまとめてあり、一般の方が読んでも理解しやすいです。 栄養の摂り方の間違いやサプリメントの効果的な摂り方も書かれております。
人間ドック等の健診結果で推測できる足りない栄養素も参考になりました。 一般の方だけでなくオーソモレキュラー療法を学ぶ初心者には大変お勧めだと思います。
【学校にいけない子供 仕事へ行けない大人】
長野県内でのオーソモレキュラー療法の第一人者の高橋先生の著書です。子供の不登校や大人のうつ病による離職を防ぐために書かれた内容です。
うつは栄養療法で改善することも可能である事がわかりやすく書かれています。また、副腎疲労や脳内神経伝達物質の事も詳しく書かれています。
オーソモレキュラー療法に興味のある方は必読書になります。中の漫画は高橋先生自ら書かれております。(若いころは漫画家志望だったそうです)
高橋先生はとても謙虚な方で、自分の医院で改善しない症例の方は、「口の中に原因があるのでは」と考え、当院を紹介してくださいます。普通は医師から歯科医師への紹介はプライドが高い先生にはあり得ない事ですので、高橋先生には頭がさがります。
【全ての病気は「口の中」の中から】
私は現在、オーソモレキュラー療法(ビタミンやミネラル等の栄養素を正しく取り入れることで、病気の予防や治療を行う医療)を勉強中です。歯科医師での第一人者といえば森永先生です。
勉強の手始めに拝読しました。今までの、この手の書籍とは違い、栄養学からのアプローチの内容が多く、とても勉強になり、益々栄養学に興味が湧いてきました。
勉強のし始めは「歯科と栄養学」があまり結びつかなかったのですが、読んでいくうちに歯科医でも積極的に栄養学を取り入れる事が患者さんのためになると実感しました。
筆者は歯科医師で初の米国抗加齢医学会認定医です。
歯科専門雑誌にも執筆されており、不明な点を手紙で質問したところ、ご丁寧な返事と別刷りをいただきました。
人柄もとても信頼できる先生と感じました。
是非、歯科医師には一度読んでもらいたい一冊です。