アメリカ サンフランシスコにおいてチェリー博士は放送アンテナ塔(スートロタワー)周辺に暮らす人々の1937年から1988年までの半世紀にわたる小児ガンの発生率を調べた。
5万686人の子供のうち、ガン患者123人の分布図をつくり、塔の近くにいるほど小児ガンの発生率が高く、アンテナから離れるとそのリスクは大幅に低下することを立証した。
なんと塔から3キロ離れた地点でさえ、相対的リスクが6倍もありました。その上、その地点の電力密度は安全基準の1000分の1だそうです。つまり、1000分の1の値でも相対的リスクが高いことが立証されたのです。