■消防署での基地局アンテナ問題2
医療ソーシャルワーカーのフォスターさんは2003年、カリフォルニア州カービンテリアの消防署で、消防士の健康調査を始めた。その数年前に敷地内に基地局が設置され、健康被害を訴える人が多くなったからである。
フォスターさんは神経毒性学を専門とするハウザー医師と共同で健康被害を訴える消防士の脳神経を5年間継続的にスペクトル検査した。その結果、物事に反応したり、決定したりする脳機能に異常が認められる人が少ない事がわかった。症状としては頭痛、睡眠障害、集中力欠如、反応時間の遅れ、免疫機能低下などを訴える消防士が増えていたそうです。