■10年以上の使用者のリスクが3.9倍
北欧やイスラエルなどは世界で最も早く携帯電話が普及し始めた地域とされるが、それは10年以上の長期使用者がたくさんいるということです。
「携帯電話使用と脳腫瘍の関連はない」と主張する研究者は主に10年以内の短期使用者を対象とした研究をしていることが多い。脳腫瘍は発症するまでに一般的に10年から20年ぐらいと長いために短期使用者の場合腫瘍リスクに変化が出にくい。
そんな中スウェーデンのハーデル博士によれば、「10年以上の長期使用や携帯電話を押し当てている側に聴神経腫を発症するリスクが3.9倍になる」という調査結果を発表した。