携帯電話ショップの店員が脳腫瘍に NO3
NO1で紹介したプライスさんは、労災申請を却下した保険会社を相手取り裁判を起こそうとしたが、弁護士を雇う余裕がありませんでしたが、なんとか、無償で引き受けてくれるヒラード弁護士を見つけることが出来ました。
ヒラード弁護士は、電磁波問題の専門家ではなかったが、医療裁判の経験が豊富で電磁波の有害性に詳しい南カリフォルニア大学病院のブラウトバー博士に証言を依頼し裁判を有利にした。
博士は彼女の診断記録に加え、職場での電磁波暴露の状況と人体への影響を詳しく調べた。そしてそれをもとに、「携帯電磁波の暴露状況が脳腫瘍の原因と考えるのが合理的である」との報告書を作成し、判事に提出した結果、原告側の訴えを認める判決が下りました。
これは、携帯電話の電磁波が脳腫瘍の原因になり得ることを認めた初めての判決になりました。