携帯電話基地局周辺の疫学調査2
エジプトでは基地局のあるビルとその向かいのビルで働く85人と、約2キロ離れた被爆していない80人を比較しました。被爆した人達はめまいが4.4倍 うつが2.8倍 睡眠障害が2.7倍 頭痛が2.7倍と多かったそうです。
携帯電話使用者82人と、基地局から500m以内に住む34人を6年間調査しました。被爆した人達は副腎皮質刺激ホルモンなどが有意に減少しました。500m以内に住む女性(14~22歳)は生殖に関わるプロラクチンが減少し、被爆期間が増えると減少率が高くなったという報告がありました。