保育器からも電磁波が
以前も書いたように、3~4ミリガウス(mG)の低周波磁場への被爆で小児白血病が倍増するなどの、特に子供への影響は深刻ですが、未熟児や新生児を入れる保育器からも強い磁場が出ていることがわかりました。
イタリアの、シエナ大学のカーロ・ヴァレリオ・ベリエーニ博士らは、複数のメーカーの4代の保育器のマットレスの上で低周波磁場を観測しました。重症の新生児用で最大357ミリガウス、一般用で最大88.4ミリギガという非常に高い値が出ました。この原因は保育器には温度や湿度を調整するためのモーターがついており、ここから電磁場が発生していました。