深夜勤務で乳がんのリスクが増加
「深夜に働く女性は乳がんになりやすい」という研究結果が米国の研究チームのより2001年に論文として発表されました。
論文によると午後1時から2時にかけて起きる日数が週に1日増えるたびに「乳がんの危険率が14%高くなる」そうです。この時間帯は脳内の松果体で作られるホルモンの「メラトニン」が最も分泌されるが、深夜勤務で光を浴びると、このホルモンが分泌されにくくなります。「メラトニンの分泌が抑えられると、女性ホルモンのエストロゲンが卵巣から活発に分泌されるようになり、乳がんの危険が高まる」と研究チームは言っています 。