脳血液関門がおかしくなる
脳には心臓から送り出される血液の4分の1が脳に送られています。たくさんの血液で栄養を補給したり、冷却しているのです。その血液に毒物が入っていると、脳に重金属などの毒物がたまってしまいます。そうならないために、脳には関所があります。小さな穴が開いていて、きれいなヘモグロビンと養分だけが脳へ行くようになっています。その組織が「脳血液関門」(BBB)で、脳以外にはない組織です。
ところが電磁波被爆でこの働きが崩れてしまい、今まで通過できなかったものが通過できるようになるという論文が発表されました。
そこで日本でも当時の郵政省が研究をしましたが、その結果は「携帯電話の電波は短期なら脳障害なし」と発表しました。しかし、あくまでも「短期なら」です。