「SAR」値
携帯電話にはそれぞれSAR値というものがあります。「Specific Abusorpution Ratio」の略語です。訳すと「エネルギー吸収比」と呼んでいます。
高周波は、身体に吸収されると、熱を発生することはよく知られていますが、その熱量(熱エネルギー)の大きさを示す単位です。これには2種類あり身体全体で吸収する場合を「全身エネルギー吸収率」といい「全身SAR値」といいます。身体の一部分にホットスポット状にエネルギー吸収が起こる事もあります。その場合は「局所SAR値」として表します。頭への電磁波被爆を少なくしようとすると局所SAR値を小さくする必要があります。