日本において、医学界で初めて「電磁波過敏症」が報告されたのが2007年1月と、まだ歴史が浅いです。最初はシックハウス症候群の研究の中で、初発症状と考えられた7症例が報告されました。7症例のうち女性6名 男性1名でした。
主な発生源はパソコン・携帯電話・基地局・高圧送電線などをあげています。
おもな症状は、耳鳴り、動悸、めまい、頭痛、眼球の痛み、睾丸痛、吐き気、頭部の不快感、耳の違和感、思考力の低下、関節痛、皮膚のチクチク感でした。
しかし、研究が始まった2005年当時は多くの医師が無関心を装い、興味があっても公の場で症状を提示して議論する機会は皆無だったそうです。