オーストラリアのザルツブルグで2000年にある国際会議が開かれました。ザルツブルグ州厚生局とウィーン大学主催のこの会議で携帯電話の中継タワーから出る電磁波がどれだけ周辺住民に影響を与えるかが検討され、1c㎡あたり、0.1µWを基準としました。
日本では1999年10月に当時の郵政省が「安全基準」を法律で定めました。その基準が「1㎠あたり600µW以下なら安全」としました。
なんとザルツブルグの基準の6000倍という甘い基準です。
注目すべきはザルツブルグの基準以下の放送タワーの電磁波で周辺住民が睡眠障害を起こしたという事例がシュワルツェンブルグでありました。つまり世界でもっとも厳しい基準でも安全ではないという事です。