2005年 アメリカで画期的な判決が下りました。プライスさんと言う女性が脳腫瘍になったのは携帯電話が原因である。したがって労災補償として3万ドルを支払う命令が会社側へ下りました。
このきっかけは、1999年、彼女は軽い頭痛と目の痛みに悩まされ始めました。しだいに、症状はひどくなり嘔吐するまでになりました。病院の検査結果では「脳腫瘍」という診断が下りました。
手術は成功しましたが、彼女は「腫瘍の原因は携帯電話?」と疑い始めました。彼女の仕事は顧客に携帯電話を使って電話をする業務だったからです。しかし、それを証明するのは至難の業でした。
しかし、彼女は運よく、著名な毒物学者の証言を得る事が出来勝訴したのでした。